さくらのレンタルサーバにWordPressをインストールする
先日、さくらのレンタルサーバにWordPressをインストールしましたが、インストールが本当に簡単で感動したのでそのメモです。
公開ディレクトリ : ~/public_html
ドメイン : example.com
というような環境で、ドメイントップにWordPressを表示する場合を想定しています。
ダウンロード&展開
まずはここhttp://ja.wordpress.org/releases/からファイルをダウンロード
- wordpress-2.x.x-ja.tar.gz
ウェブ公開しているディレクトリのトップで展開
cd ~/public_html tar zxvf somewhere/wordpress-2.x.x-ja.tar.gz
シェルでの操作はこれで終わり。後はブラウザからWordPressのUIで設定します。
初期設定
ウェブブラウザでhttp://example.com/wordpressにアクセスします。
ファイルが見つかりません。インストールを開始するには wp-config.php ファイルが必要です。お困りでしたら「wp-config.php の編集」 を参照してください。ウィザード形式で wp-config.php ファイルを作成することもできますが、すべてのサーバーにおいて正常に動作するわけではありません。最も安全な方法は手動でファイルを作成することです。
「すべてのサーバーにおいて正常に動作するわけではありません」とあるので、できない場合はwp-config.phpを手で編集しましょう。
- 「wp-config.php ファイルを作成する」をクリック
- 「次に進みましょう!」をクリック
- フォームにそれぞれ情報を入力します
データベース名 (アカウント名)
ユーザー名 (アカウント名)
パスワード (パスワード)
データベースのホスト名 (mysqlxxx.db.sakura.ne.jp) ※「この値は 99% 変える必要はないでしょう。」とのコメントがありますが、かえる必要があります
テーブル接頭辞 (お好みで)
- 「作成する」をクリック
- 「インストールを実行しましょう!」をクリック
- フォームにブログタイトル、メールアドレスを入力
- 「WordPress をインストール」をクリック
成功しました !
WordPress がインストールされました。もっと何か作業をしたかったですか ? がっかりさせてゴメンナサイ。これだけです !
いや、ほんとに簡単でしたね。
ユーザ名
パスワード
が表示されています。
- 「ログイン」をクリックし、上記のユーザ名とパスワードでログイン。
- パスワードを変更
ログインすると、丁寧に以下のようなお知らせが表示されます。
お知らせ: 現在使用しているパスワードはあなたのアカウント用に自動的に生成されたものです。より憶えやすいパスワードに変更しますか ?
はい、プロフィールのページを開いてください | いいえ。このお知らせの再表示も必要ありません。
- 「はい、プロフィールのページを開いてください」をクリックしてパスワードを変更しておきましょう。
ルートディレクトリからアクセスできるようにする
以上で初期設定は完了。
http://example.com/wordpressでアクセスできますが、http://example.comにしたいですよね。
- 設定→一般でブログのアドレスを変更 (URL)
http://example.com
- 「変更を保存」をクリック
- index.php を/home/user/www以下にコピーします
- index.phpを編集します
require('./wp-blog-header.php'); →require('./wordpress/wp-blog-header.php');
- うまくいっていれば、http://example.comからアクセスするとWordPressの画面が表示されます。
詳しくはGiving WordPress Its Own Directory « WordPress Codexを参照してください。
ほんとに簡単ですねー。