空気読まなくてもいいコミュニティってないかな〜

「空気を読む」ってホント大事ですよね。どんなコミュニティでも、まずは参加してしばらく様子を見て、大まかな流れがわかったら、その流れに沿った行動を取る。これは必要不可欠。少なくとも日本では。

ここのところウェブサービスをいくつか作っていて、最近始めたばかりの言語やライブラリを使っていると、些細なことにはまることが多々あった。実際に動くコードか、一度でもそういった処理を書いたことがある人なら当たり前のようにわかるはずのことが、なかなかわからない。

こういうことはこれまでもあって、何度か質問したことはあるんだけど、基本的にスルーされることが多かった。その度に、やっぱり質問するには、そのコミュニティの空気を読んで、回答を得られそうなことを質問しなきゃならないんだな、、、と思ったものだ。


さて、Android関係でググっていて辿り着いた、Android BeginnersというML、これは英語のMLということもあり、かなり様子が違う。参加者が多いとは言え、一日あたり50通ほどのメールが行き交っているし、多くの質問に対し返事がある。

http://groups.google.com/group/android-beginners

で、そこで交わされているメールの内容は、例えば、今日は全50通、32トピックのうち、特に活発だったトピック5つの中に以下の2つが含まれている。

ビギナーズとはいえ、リリースされたばかりのSDKでもないし、英語読めるならドキュメントも充実してるだろうに、この質問。でもちゃんとレス付いてる。「ググれ」「ドキュメント読め」だけで終わってしまいそうなのに。


知ってる人にとっては当たり前なことでも、知らない人には手がかりのない問題だったりする。最初の壁を乗り越えられずに挫折してしまう人もいるかもしれない。それさえ乗り越えれば、一気に進める可能性もあったのに。

こういうところが開発力の違いに出てくるのかもしれない。だとしたら、これからも追いつくのは難しいなぁ。


情報収集に英語のコミュニティをもっと活用しよう、というのは一つの教訓として、日本にも、空気を読まずともわからないことをバンバン投げられる、そしてもちろん質問だけじゃなく答えるほうも「こうじゃないかな?」くらいの気楽な気持ちで答えられるようなコミュニティがないものかと思う次第です。