SHARP Androidアプリ開発 テクニカルセッションに参加してきた

7/15に新宿で行われた、SHARP Androidアプリ開発 テクニカルセッションに参加してきたので簡単にレポートします。

<講演1>「IS01」「SH-10B」向けアプリ開発のノウハウ及び独自APIについての解説等 by シャープ株式会社

製品のコンセプト、仕様、独自仕様などの説明があったが、APIとかメモとりきれなかった。資料はそのうちアップされるのかな?以下、ランダムメモ。

  • マルチタッチはほかのdounut端末との互換性を保つためGoogleと相談した結果API非公開にした
  • 横画面が基本。画面さイズは全体が920*480で、アプリ画面はFWVGA(854*480)
  • フリップ開閉イベント
    • onConfigurationChanged()にて補足可能
    • hardKeyboardHiddenが変化
    • Intent.ACTION_SCREEN_ON/OFFがBroadcastされる
  • Widget拡張
  • 拡張API
    • 赤外線データ転送(OBEX API)
    • LEDフラッシュライト
    • ファイルピッカー
    • サブカメラ
      • サブとメインの同時起動できない

<講演2>アプリ検証結果に基づく「IS01」「SH-10B」向けアプリ開発における留意点など。 by アンドロイダー

1000本以上のアプリの動作確認をして気づいたこと

具体例1 横長対応
  • 画面切り替えはデフォルトオフになっている
  • 縦長固定のアプリが多い
    • 文字入力は厳しい
  • 縦横両方対応しましょう
    • 参考ページ:title
フォントとの違いによるズレ
IS01LYNXの違い その1
  • 表示の乱れは症例様々
  • AppWidget作成時の注意
    • 高さ70dip以下、横74dip以下推奨
IS01LYNXの違い その2
  • IMEI International Mobile Equipment Identity
    • LYNX:数字のみ15桁
    • IS01:16進数16桁

タッチ&トライ及び質疑応答

休憩後、50名弱の参加者にIS01が配られてタッチ&トライ開始。が、その直後PCのWiFi接続がきれた、、、
接続台数制限に引っかかっちゃったようで、PCのWiFi接続をOFFにするようにアナウンスされたりもしたんだけど、自分の環境ではIS01を一度もWiFi接続することができなかった。残念。
WiFiに接続できてもMarketにつながらない、という人もいたようなので、次回以降生人はチェックしたいアプリのプロジェクトかapkを持っていった方が無難。

ubuntuでUSB接続

Windows用のUSBドライバは事前にアナウンスされていたが、Linuxの場合はudevを書き換えればOK.

SHARPのベンダーIDは 0x44dd なので
/etc/udev/rules.d/51-android.rules に下記を追加

SUBSYSTEM="usb", SYSFS{idVendor}=="44dd", MODE="0666"

で、udevをリスタートすればOK

$ sudo /etc/inid.d/udev restart
  • TIPS

SHARP端末に限らないが、

$ adb devices

でデバイスが??????になっちゃう場合はroot権限でadb serverを再起動する

adb kill-server
sudo adb start-server

あとは本体の
設定->アプリケーション->開発->USBデバッグにチェックを入れるのを忘れずに。

気づいたこといくつか
  • Home画面でmenuキー押しても設定にいかない
  • Homeキー長押ししても標準のタスクマネージャじゃなく、カスタムされたタスクマネージャが起動する
    • プロセスが死んでると表示されないので、さっき起動してたばかりのアプリへの切り替えができないこともある
  • 写真の保存先がデフォルト本体