共有アカウント管理の神サービス「Mitro」
これはずっと待ち望んでたー!
あらゆるサービスでパスワードが必要な昨今、同じパスワードを使いまわすことの危険性はわかっているとはいえ、毎回違うパスワードを考え、覚えておくのは難しいものです。
こうした問題は、パスワードの生成、管理をするツールを使うことで解決することができます。有料でよければ1password、無料ならKeyPassXがそれぞれマルチプラットフォームで使えて便利です。
さて、個人のパスワードであればこれでOKなのですが、まだ課題がありました。企業やグループで共有するパスワードの管理です。例えば開発用のTwitterアカウントを共有するといった用途が考えられますね。
これまではオフラインで見せたりして伝え、ローカルに保存する時は暗号化して、といったようなルールで乗り切るしかなかったのですが、安全性と利便性のバランスや、個々の意識やリテラシの違いまで含めて管理することは事実上は相当難しいです。
Mitroはクラウドにパスワードを保存して、複数メンバーで共有することでこの課題を解決しています。
さっそく使ってみましょう。
アカウント作成、インストール
Mitroのページからメールアドレスを登録します。
https://www.mitro.co/signup.html
Verifyメールが来るのでメール内のリンクをクリックしておきましょう。
手順が表示されるのでそれにしたがってインストール、ログインをしましょう。
このインストレーションガイド、わかりやすいですね!
使い方
ログインが必要なサイトをChromeで開いてログインすると、ログイン情報を記録するかどうかのメッセージが表示されます。
これで登録すればOK.
次回以降は同じサイトを開くと以下の様なメッセージが表示されて「Log In」ボタンをクリックすればid, passwordが自動で入力されてログインできます。
この辺りは1passwordのchrome extensionと同じ感じですね。
「My Secrets and Services」をクリックすると以下の様な管理画面が表示されます。
ここでこのパスワードを共有する人を追加できます。個別に追加することもできますが、チームを作って共有すると便利です。チームはプロジェクトごとだったり部署や役割毎に、複数のメールアカウントを登録できます。
登録された人には通知メールが行くのでMitroのアカウント作成、Chrome extensionのインストールをします。すると登録した人と同様に使えます。
複数の共有アカウントを使ったプロジェクトに新メンバーが加わってもアカウント一つ作るだけで済むのでこれは便利!
セキュリティについて
こういったツールを使う上で忘れてはいけないのが、そのツール自体がセキュアなのかということです。クラウド上でパスワードが平文で保存されていた!なんてことがあれば元も子もないですからねw
以下のページに、Mitroがなぜセキュアなのか説明があります。
https://www.mitro.co/secure.html
より詳しい人のためのFAQもあるので参考にしてください。要点をあげておきます。