EdTech Hackathon #edhack に参加してきた!
まずは出落ちで成果物を。
このアプリを5人のチームでたったの一日で作った。一日のハッカソンとしてはかなり高いレベルの仕上がりだと思う。
ではここから、当日の流れを振り返ってみよう。
イベントページはここ。
http://connpass.com/event/3488/
グループ分けからアイディア出し
グループ分けは主催者側がテーブルごとにざっくりとしたジャンル分けをしていた。子供向けの語学学習アプリをイメージしていたので「知育・語学」あたりのテーブルへ。
今回はいちおう前日にアイディアソンがあったのだけれど人数が集まらずそこではチームやアイディアは決まらなかったので、事実上1日だけのスプリント系ハッカソンだ(なんか言葉おかしいけどw)
時間の短いハッカソンではここに時間をかけると実装が間に合わないし、曖昧にすると途中でやることがぶれたりするのでここはけっこう勝負どころ。シンプルかつ具体的な目標が必要となる。
今回は開催場所が狭くてホワイトボードがなかったのでアイディアは紙に書いてまとめていった。それぞれのアイディアをメモ。語学学習のアイディアや地理系学習といったアイディアがでたり、ボタンの使い方も4択で形式だったり早押しだったりといろんな方向性があった。その中から対象年齢を一番低いところにしようという話になって、動物を当てるクイズがいいんじゃないかということになった。
具体化
次にアイディアを設計に落としこんでいく。ここがクリエイターとして一番難しくもあり面白くもあるところ。ステージ選択画面を入れることでストーリー性をもたせたり、動物を当てるためのヒントの出し方とか、答えは音声認識を使うとか。
ここでメンバーの役割も決定。
以下がこの日のメンバーだ。
- デザイン @yu_ka_ka_
- 画像素材、プレゼン @MakoTano
- 音声素材 @Kaede_Kondoh
- プログラム @kenji1203
- プログラム @itog
実装が2人でイラスト1人、問題の画像や音声などなどに2人とバランスいい感じになった。
なんとデザイナーは女子中学生!
アプリ設計
次にアプリの設計。実装は2人でAndroidのことはわかっているという前提の上だったのでササッと。必要機能をリストアップして、ざっくりボリュームを見積って優先順位付け。一番重要かつボリュームの大きいクイズ進行の部分を切り分けて、ここについてだけはデータ構造とAPIはざっくりこんな感じで、という話をした。
実装
あとはひたすら実装。
1日ハッカソンのような短期プロジェクトでも複数人でコードを書くなら(というか一人でも)、ソースコード管理は必須だ。枠割分担して結合に失敗するリスクはかなりハイコスト。
プログラムを書くことも重要だけど、こういうツールをちゃんと使いこなすことでロスやストレスをなくすのは超重要。
githubでcommitログを見るとだいたい分かるけどかなりギリギリ、というか実は最後のほうでバグを発見してしまい、発表が最後だったのでその直前まで修正をいれていた。
https://github.com/itog/edufourbeat
結果
かなり完成度が高かったのでこれは高評価だろうと思っていたのだが、残念ながら賞は取れず。スポンサー賞しかないというのは想定外すぎたw
アプリはMaker Faire Tokyo 2013 で展示するので是非遊びに来てください。
http://makezine.jp/event/mft2013/