ウェブブラウザ戦争

ネットサーフしてたらたまたまこんなページに辿り着いた。
IEの売り上げ本数に応じたライセンス料を要求(後藤弘茂のWeekly海外ニュース)

今となってはニュースサイトなんて無数にあって、PC Watchもその中の一つって感じだけど、こんな昔から続いてるってのがすごいなぁ。当時、どのくらい情報が行き渡ってたのかは分からないが、マイクロソフトの戦略を冷静に分析しているあたりが鋭い。

それから、ここにMicrosoftの典型的な戦略が見えることも面白い。まず、新しい市場に入る時に、自社に技術がない場合は他社の技術を手に入れて素早く参入する(IE1.0)。さらに、それをベースにどんどん手を加えて発展させて技術を自分たちのものにしてしまう(IE2.0/3.0)。そして、そのうちに、その技術を自分のメインプロダクトであるOSに取り込んでしまう(IE 4.0)というわけだ。


ついでにウェブブラウザの系譜。

これをみると、ネスケの天下はほんの数年しかなかったこと、IEネスケを倒してからFireFoxという次のライバルが現れるまでほとんど更新をしていなかったこと、Opera唯我独尊で生き続けているということ、FireFoxのリリースまでは相当な紆余曲折があったのだろうということ、、、などが見て取れる。


ちなみに、歴代マイ・ベストブラウザーはOpera6。