行政、第三セクターのサービスを賢く利用しよう!

先日、三鷹プログラマーズカフェβに行ったのですが、このプログラマーズカフェの会場は、「まちづくり三鷹」という第三セクター企業が運営している三鷹産業プラザの「コミュニティビジネスサロン」という施設を使わせてもらっているようだ。

ふと地元厚木市にそういう施設はないのかと思って調べて見た。

厚木市には厚木テレコムパークという三セクがあって、厚木アクストという超高層ビルを運営している。東名高速からすぐのところにあるので、見たことある人はいっぱいいるはず。

この「アクスト」の中に「情報プラザ」という施設があって、無料でネットに接続したPCを使うことができる。動画編集用マシンなどかなりハイスペックなマシンも数台あった。
が、駅からバスで10分以上かかるアクセスの悪さや持込PCが使えない不自由さに加え、何より残念なのはビジネス利用できないということ。ビジネス利用を促したほうが行政にとっても、利用者にとっても利益になると思うんだけど、「情報プラザ」市の施設なので、行政がやるとこうなっちゃうのかな、って感じ。

行政サービスのランキング

月刊 消費者 2009年 10月号日本経済新聞社による「第6回行政サービス調査」(2008年)の総合ランキングが乗っている。

  1. 三鷹市
  2. 千代田区
  3. 清瀬市
  4. 荒川区
  5. 北区
  6. 武蔵野市
  7. 浦安市(千葉)
  8. 戸田市(埼玉)
  9. 渋谷区
  10. 台東区

三鷹市、一位ですか。厚木市は32位とまあ好評価。

評価項目は子育て環境、高齢者・福祉、教育、公共料金等、住宅・インフラと分かれていて、ITはインフラに入ると思われるが、記事中にITに関係しそうな記述は出てこなかった。行政サービスで地域差がもっとも激しいのは水道料金で、10倍くらい違うようなので、ITに限らず行政サービスというのはちゃんと調べたほうがいいなぁと思いました。

会社勤めをしていると、会社からのアクセスなどで住む場所はある程度限定されてしまうし、そもそも行政サービスを利用する頻度が少ないので、サービス面から住所を決めるということは少ない。
SOHOをやっていると制限はかなりゆるくなる。そうであれば行政や三セクから支援を受けられる場所に行く、というのは選択肢としてありだと思う。しっかり調べて、賢く利用しよう。