惑わない、変わらない、忘れない
大震災発生から2週間が経ち、被災地では今も深刻な状況が続いるが、一部を除いて非被災地の東京では電力不足等による変化はあるものの、日常生活は戻ってきている。
震災発生から、戸惑いながらも自分に出来ることを考え実行してきた中で、自分が今度とるべき行動指針みたいなものが固まってきたのでここに記しておきます。
惑わない
怖いのは電力がないことよりも、放射線よりも、パニックだと思っている。
電力不足による混乱は当面を乗り切ったとしてもまた夏には訪れるし、原発問題が長期化すれば、先日の水騒動のような混乱がちょくちょく起こる事は十分ありえる。
また、震災直後は多くのデマが飛び交いもうなにを信じたらいいのかわからないような状況も続いた。
そうした日々のニュースに一喜一憂していては精神が疲弊してしまう。
日々の情報収集は続けないといけないけど、過敏になりすぎないようにしつつ、数ある情報の正当性を評価し、今後起こりうることを予測できていれば、惑うことはない。
変わらない
残酷な光景を見て心を痛めるのは誰でもそうだ。
ただ、だからといって、なんでもかんでも「不謹慎」?
節電や募金には協力すべきなのはいうまでもないけど、それと過剰な自粛はちがうと思う。
今年は都内の大きなお祭りなどで中止が相次ぎそう。楽しみがなくなり、暗い日々を送るのが被災者のためになるのか?そんなことはないと思う。
「何かしなきゃ」って思いも、あまり強すぎると攻撃的になってしまったり、悪意に利用されてしまうこともある。
必要以上にやる必要はない。ただ以前と変わらずに楽しみ、自分の仕事をしたらいいと思う。