ルールと正しさの意味、わからないまま従えない

最近話題になった2つのニュースから、IT業界におけるルールっていうものに対して改めて考えさせられました。

コンプガチャ」に違法性?

まずは、ソーシャルゲームの「コンプガチャ」と呼ばれる課金モデルに違法性があり、近く消費者庁が動くというニュース。
詳細は他にいっぱいあるのでここでは割愛しますが、対象各社とも同じ様はな反応で、簡単に言うと
「悪いのはわかってたけど儲かるし規制されないからやっていた」
ということで順次廃止へと向かうようですね。

Paypalソフトバンクが合弁

一方でPaypalソフトバンク合弁会社を作るというニュース。
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/087/87794/

国内では資金決済にからむサービスを始めようとすると法律的にアウトな事が多いようです。詳細はこのへんの記事を参照。
考える日常: なぜ Gumroad や PayPal が日本から現れないのか

今も、そしてこれからもおそらくこの手のサービスをやると法的にはグレーなところは出てくるんだと思うんですよ。
でも、より手軽な決済サービスがあることが、利用者にとっても販売する方にとっても便利、ひいては社会全体のためになるっていう気持ちがあるから出来るんだと思います。

ルールってなんだろう?

ルールって、大勢の立場や価値観の違う人達が気持ちよく暮らすためにあるものだよね?
最初はマナーみたいなものがあって、それがルールとして形成されていって、なにか問題が起きたときに法律のような明確なルールへになっていく。

だから、現状にそぐわない法律っていうのは多い。特にこの変化の激しいIT業界で、現状に即した法律を求めるのがちょっと無理なのかもれませんね、、、そんな中、

  • 法律で規制されてないから、悪いことをする
  • 法律で規制されているけど、良いことをする

どっちが本当のルールを守っているの???

法律があるからこうする、ではなくて、本当にそれが正しいことなのかどうか、、、

これからITの世界でビジネスをやる人は、法律が間に合わない世界でビジネスをしているんだという意識を持つべきだと思うよ。

タイトルはTMネットワーク復活に寄せてw

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