2年目の挑戦

会社を設立してから1年と一ヶ月が経ちました。

設立後、Google Developer DayやMini Maker Faire in ShenZhenでプロトタイプの発表などの活動を行いつつ、初のプロダクト「FourBeat」を4月にクラウドファンディングで公開し、6月に無事成立。その間書籍の執筆も行い先日発売されました。

会社を経営するにあたり、まずはその存在を知ってもらうことが重要だと考えていたので、展示会、Web、書籍など幅広いメディアで露出することを心がけていました。

ところが、そんな忙しさにかまけてしまい、企業として重要なことがおざなりになってしまったように感じています。これには大きく2つあります。

まず、資金を得ること。
世界を変えるとか、社会に貢献するとか言う前に、お金の流動性を生むのが法人の大きな存在意義です。資金流動性のない法人は、社会からまったく評価されません。自分を直接知らない人やITに興味のない人から見てみれば怪しいペーパーカンパニーと同じに思われても仕方ないですね。

そして、組織として動くこと。
これは大きな反省で、この1年、個人としてはけっこういろんなことをやってそれなりのアウトプットを出したつもりではありますが、会社はそれじゃダメだなと。1人で頑張ってなんとかするというやり方は、頑張れなくなったら終わってしまう。個人の能力にはどうしたって波があって、常に万全の状態で出来るわけじゃない。そういう時に組織としてカバーする方法を確立することができなかった。

何を当たり前の事をいまさら、と言われるかもしれないですが、もちろんはじめから分かってはいたのです。分かってはいたしいくつかのチャレンジはしたんだけれども、常に正確な判断をしながら走り続けるのは難しく、一度それた軌道を直すのは思った以上に大変だったということです。

2年目の挑戦。

資金流動性を確保するということ。そして組織として動くこと。

資金に関しては、使いたい時に使えるだけのキャッシュを確保しておく。アプリが売れれば、とかユーザ数が増えれば収入は後からついてくる、というような考え方は捨てる。
組織に関しては、これまではなにか問題があれば個人の力、技術力で解決するという、個人事業の時のやり方を引きずってきてしまいました。これからも個人的に成長はしたいけれど、自分が新しい技術を身につけることで何かを解決しよう、という考えは捨てる。

そして本格的にメンバー探しも行います。これまでもスポット的にお手伝いいただいた方はいますが、もう少し長いスパンで一緒にやってくれる方を募集しています!

ご興味ある方はTwitterで@itogまでご連絡下さい。

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