FourBeatの2ndロットに向けて

6月の後半に東京・大阪でハッカソンを主催したのを皮切りに、enchant.js勉強会、Twiilio勉強会などで発表、MA9ハッカソンに参加し、Google Demo PartySamurai MONO Festival花テックYamaguchi Mini Maker Faireなど様々なイベントでの出展と、FourBeatの草の根的な広報活動を続けている。

昨年ありがたくも成立できたFourBeatのクラウドファンディングだが、公募サイトのトップに載せた動画の再生回数が3400回程度。期間中はおそらく3000回くらい。

他社サービスを利用したのでPV/UUはわからないけど、UUは1万もいってないんじゃないだろうか。そして支援してくれた人が133人。

そう考えるとコンバージョンはけっして悪くない。これが10万の人が見て支援が100人だったら紹介ページの側に問題があるのだろうけど、そうではない。

課題は露出だ。

ただ、単に露出をすればいいかと言えばそうではない。FourBeatは映像や文章で表現するのが難しいデバイスで、実際のモノに触れなければその魅力は伝わらず、ネット上での広報には限界がある。だから実物を触ってもらえる機会を少しでも多く作らなくてはならない。実際にFourBeatに触れて体験してくれた方々からの評判は良く、「どこで買えるんですか?」「いつから買えるんですか」「絶対買います!」と嬉しい言葉をいただいている。

でもそう言ってもらえればもらえるほど、こんなところで燻っていることに苛立ちを覚えてしまう。

FourBeatの製造に関しては現状で出来ることを全てやった。もちろん、全て思い描いた通りというわけではなく妥協せざるを得ないところもあった。それでもそれは、コストやリスクを考慮した上ではベストな選択をしたと自信をもって言える。

いいモノを作っただけで売れる時代ではない。だからといって、モノはなくともマーケティングテクニックだけで売れ行きが決まってしまうというような風潮には風穴を開けたい。次期ロットの目標は1000台。そのためには、おそらく50万人規模の人の目には触れさせないとダメだろう。

この1ヶ月くらいのイベントラッシュでどれくらいの人に知ってもらえたかな?せいぜい数百人とかそういうレベルだろうな。これじゃ全然間に合わないんだけど、今はこれしか方法がない。

そんな訳で次のロットの製造、販売の日程はまだはっきりと決まっていないが、製造に関してはオペレーション改善をする施策をいくつか進めている。あとは焦らずにイケるタイミングを待ってGoするだけだ。

いましばらくお待ちください。