行動が価値を生む

いつも自分が思っているのとが書かれてたので訳してみた。
http://blog.samaltman.com/value-is-created-by-doing

2chに書き込みしたり、ツイートしたり、他社の資金調達に関するニュースを読んだりコーヒーを飲んだり、、、これらは本当の仕事ではない(もしこれらのことを仕事だと思うのなら、仕事で生み出す価値についてもっと深く考えてみるべきだ)。それらにも多少は意味がある。ネットワーキングをし、さまざまなアイディアに触れることは必要だが、それ自身からは富が生み出されるわけではない。

価値は会社が製品を作った時や、それを顧客に販売したときに生じるものだ。おおまかなガイドラインとして、自分がやろうとしていることに近いところにいるといいだろう。

もちろん、正しい行動をしなくてはいけない。誰も必要としないソフトウェアを書いても価値は生まれない。それは学校の授業だ。だから、なにをするかを決めるのは非常に重要だ。そして戦略は、ピボットによって成功した会社が持っているだろうとあなたが思っているよりも重要だ。しかしながら、戦略はそれだけでは価値を持たない。価値は実行することで生まれるのだ。

スタートアップを始めることについて話すのは、実際に始めることよりも簡単だ。そして話しているうちは楽しい。しかし時間が経つにつれ、楽しいことと充実することの違いは明確になる。行動を起こすことはとてもキツイ。だから、あなたの仕事についての一般的なことはNDAなしで話していいし、ほとんどの特許は問題にならない。価値と、その難しさは実行するときになってやってくる。

自分自身に正直になる秘訣がある。私が会社を営んでいたとき、一日の最後に、今日なにをしたかをリストアップしていた。とても忙しいと感じた日の夜に、なにもやってないと悟ることが目立った。同じように、ちょっと忙しいと思う程度の日に3つ4つの大きなことを達成した日もある。

問題に関係する仕事に集中し、他のことは忘れるのだ。もしくはMachiavelliの言うように、

「怠けて失敗するのではなく、大志を抱いて失敗せよ。苦しみに耐える力ではなく、勇敢なことを行う力を身につけよ」

人には計測すると、それを増加させようという傾向がある。毎日のミーティングの数で生産性を測るのであれば、ミーティングの数は増えていく。利益の増加や決まった投資額などで測れば、ミーティングの数は減っていくだろう。

‘not-quite-work’の他の例はサンフランシスコで毎晩行われている。ディナーパーティーに集まって未来の言を話す。とても楽しいが議論になることはない。ほとんどの人はいつか人類は宇宙に行く必要があるということには同意するが、パーティーが終われば家に帰って別のことをする。

宇宙に行くことが人類にとって最も重要なことだと思うのならば、それをやればいい。何百億円もの資金の集め方がわからないのであれば、SpaceXのようなすでにある会社に入ればいい)。エンタープライズソフトが本当に好きならば、それをやればいい。

今これを呼んでいて非生産的だと感じるのであれば、それは良い兆候だ。ブラウザを閉じてしまおう。良いニュースをひとつ。軌道修正して、いい気分になるのは簡単だ。