GenymotioでGoogle Play Servicesを使えるようにする
2015/7/3追記 最新情報はこちら
Genymotion with Google Play Services for ARM · GitHub
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Androidの開発環境の不満の一つにエミュレータの動作が重い、ということがある。iOSのシミュレータが軽快に動くのと比較され、Androidがdisられる要員の一つになっている。
実機がいつも手元にあればいいのだが、端末ごとに挙動の違う問題を解決するために、さまざまな画面サイズやその他スペックの端末を常に手元に持っておくというのは現実的ではない。
そこで導入したいのがGenymotion.
GenymotionはAndroidのX86エミュレータだ。SDKに含まれているARMのエミュレータに比べると格段に動作が機敏で通常の開発マシン上で十分実用出来る。
このGenymotionを使う上で大きな問題が一つある。それは、Genymotionで実行出来るイメージにはGoogle Play Appsが入っていないため、Googleライブラリを使ったアプリをインストールしようとすると以下のエラーが出てインストールできない。
INSTALL_FAILED_MISSING_SHARED_LIBRARY
同様に、X86のためARMを条件としているアプリもインストールできずに下記エラーとなる。
INSTALL_FAILED_CPU_ABI_INCOMPATIBLE
以下手順でこれらのエラーが出なくなる。
ARM Translation, Google Appsインストール手順
- ARM Translation Installer v1.1
Google Apps for Android 4.x (必要なバージョン)
- 以下のファイルをDLする
- [ http://goo.gl/JBQmPa:title=ARM Translation Installer v1.1]
- バージョンにあったGApps
- Genymotion VMを起動してホーム画面にします
- Genymotion-ARM-Translation.zipをGenymotion VMにドラッグアンドドロップします。
- “File transfer in progressが表示されたあとダイアログが出るのでOK
- Genymotion VMを再起動します。
- 再びホームスクリーンを開いて今度は先ほどDLしたGoogle AppsのzipをDrag&Dropしてダイアログが出たらOK
- 終了したら再起動します
基本これでOK。Google PlayでGoogleアカウントにログインしてアプリを更新しておくほうが良い。
参考)
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=2528952
2014/12/4 追記
lollipopの場合はこちらを参照
http://stackoverflow.com/questions/27045599/google-play-services-in-genymotion-on-lollipop-android-5-0